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2010年09月27日

メルローの個性 アルド・ポレンチッチ"ウニコ"

Aldo Polencic Collio
Merlot "Unico" 2003
アルド・ポレンチッチ コッリオ
メルロ "ウニコ"
メルローの個性 アルド・ポレンチッチウニコ

メルロが好きという方を良く聞きますが、おそらくカベルネ・ソーヴィニヨン(以後カベルネ)に比べて、渋みがやわらかく飲みやすいところが魅力だと思います。
大抵のショップでもカベルネと並んでメルロがあり、比較しやすく又は、名前の覚えやすさ(アメリカでは多いそうです)も魅力のひとつです。
しっかりしたタンニン(渋み)のカベルネに比べ、甘い果実味のメルロはとても分かりやすいワインですが、本格的なワイン(少し高価)になるとその個性が出てきます。
少し前に飲んだイタリアのマッセト99年(かなり高価)は、飲み頃ではなかったこともあり、ものすごいタンニンで、ブラインドであれば、カベルネと間違えるほどのポテンシャルでした。
手本となるのはやはりボルドー・ポムロルですが、産地の違いもワインの個性に影響されて面白く、イタリアでは色々なプレミアム・メルロが生まれています。

フリウリ=ヴェネツィア・ジュリアの今回のワインはイタリアでも北の産地で同じメルロでも洗練された味わいが想像されます。
"ウニコ"は03年が初ヴィンテージで、04、05年は造られていません。




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Posted by ヴィノキナワ at 15:29│Comments(0)赤ワイン
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